ブログ「shimoyamanication」

2020-11-01

さくら整骨院のホームページをご覧の皆様。
こんばんは、院長(鬼下戸)です。

前回のブログで「院長バンドやってたんですか?」っていう声をいただいたりしたのですが、今回はその番外編というか「青春の光りと影」みたいなお話です。

バンドというのは当然1人では出来ない。
原曲やアイディアをバンドに持ち込んだのが自分であったとしても、その曲はバンドのメンバー全員のスピリットが込められるわけなので「バンドの曲」となると私は思っている。

そんな私がめっちゃ若い頃、曲を作ったのだ。
傑作だ。愛しさと切なさと心強さ、さらに疾走感が共存しているし、院長が常日頃掲げている「ロックンロールは2分半の魔法」というテーマに沿ってだいたい2分ちょいくらいだ。
そしてなにより傑作なのは英語の歌詞を書いて、さらにその訳詞、両方ともかなりビシバシ韻を踏んでいるという無駄な遊びまで加えた。

あとはこれをバンドに持ち込んで、さらに自分達ならではの味付けをするだけだ!世界変えんぞ!
くらいの気迫を持って、まずは全員で合わせる前にメンバーであるZさんに聴かせる事にした。

このZさんはおそらくバンドにおいて一番音楽の知識がある人間で、その上爽やかなイケメンでバイト先のロー◯ンでは女子高生から70過ぎのマダムまで圧倒的な支持を集めていた、いけ好かない奴だ。
ちなみに院長も同じロー◯ンでバイトをし、わずか1ヶ月でクビになったのだが、その話はまたの機会に。

「Zさん、傑作が出来た。ビビるぞ、先に心臓叩いとけ」
院長は絶望的に歌が下手なのであまり人前で歌いたくないのだが、こういうときは仕方ない。ありったけの魂込めて新曲のプレゼンをした。

「ど、どうだ?」

Zさんは結婚詐欺師のように爽やかな笑顔を浮かべ
「うん!分かった!この曲さ、歌詞とメロディー変えない?」
「それもう別の曲じゃん!」というツッコミすらさせないヤ◯ザのようなセリフを吐いたのだ。

これ以降、私がバンドで曲を作る事はなかった。
幸いボーカルのHさんが素晴らしくセンスのある曲を作る人だったので作る必要もなかったのだが、それにしてもだ。この世の中には笑いながら人を殴るタイプの人間がいるって事を初めて知った若い頃の思い出。

そんな爽やか結婚詐欺師ヤ◯ザのZさんはこのときの事を全くこれっぽっちも覚えていない。人に一生モノのトラウマを与えておいて「ハハハっ!覚えていないなぁ!」と、やや頭髪が寂しくなった現在のZさんは爽やかに抜かしたのだった。やっとあの時かけた「頭部が焼け野原になる」呪いが効いてきいるようだ。

まあ今となってはZさんがああ言ったって事は、なんともつまらない、どうしたもんかなあ的な曲だったんだろうなと思います。
ちなみに現在はたまにアカペラで、うちの猫の事を歌った曲を作ってます。Zさんに「歌詞とメロディー変えない?」って言われるかもしれないので世の中には発表しないです★

それではまた!